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裏設定

国家体制
擬似民主主義的絶対王政を採用。元首は皇帝。衰微する貴族勢力と台頭する庶民勢力の妥協の産物として創造された制度。貴族同士の互選で選出される貴族院と庶民による選挙で選ばれる庶民院で構成される。法案成立のためには貴族院の同意が必ず必要とされるので、外形的な民主主義にとどまる。しかも、貴族院の5分の4以上は皇帝支持派なので、絶対王政の内実は担保されている。但し、皇帝は自身の支持基盤である貴族の免税特権を犯すことはできず、また安定した政治を行うためには、人口の85%から選出される庶民院の議決を事実上無視できず、絶対王政とも一線を画する。

社会制度
身分制と万人特権主義を基本とする。万人特権主義とは、皇帝が身分に応じて万人に特権を付与するというもの。各身分は上から、貴族、庶民、賤民に分類される。身分の構成比は、貴族5:庶民85:賤民10である。

軍制
禁軍、貴族軍、民軍の3軍体制。
禁軍
皇帝直属の軍隊。古代兵器による訓練を許された世界最精鋭の軍隊である。出身成分B以上、つまり貴族、庶民階級の軍事系エリートの集団。枢密学校の軍事系エリートは禁軍の幹部になる。

貴族軍
貴族による私設傭兵団。訓練はよくされているが、古代兵器へのアクセスが禁止されているため禁軍には劣る。構成は全て賤民。忠誠度は高い。

民軍
税金を免除する代わりに徴兵された下層民衆からなる。装備品弱で訓練もあまり行わない。これは、民衆による反乱を警戒しての措置である。主に国内の治安維持や災害対策に使役される。

皇帝
別名、地上における神の代理人。皇帝は、神が希求する理想の人間社会を神に代わって実現させる責任と権限がある(天命思想)と信仰されている。
別名、至高の魔法使い。失われた古代兵器(重火器類)を復元させる能力を持つ。皇帝は古代兵器を大量に保有し、少数のエリート兵士に訓練させることで、軍事的に絶対的な優位を保つ。
別名、十善の君。皇帝は、前世において極めて大きな善行を行った報酬として皇帝としての地位を授けられていると信じられている。(因果応報説)

つまり、皇帝は、政治的には貴族院、軍事的には古代兵器、宗教的には天命思想、倫理的には因果応報説によって自信の立場を確立している。

皇帝は、身分制社会(すなわち神の定める理想の人間社会)の維持のため万人に特権を付与する権限と責任がある。

貴族
貴族の定義は魔法が使える者。能力の多寡に応じて爵位が与えられている。主な特権は免税。魔法の力は、永らく貴族中心の社会を支える要であった。それは、経済的にも軍事的にも必要不可欠なもの。ただし、魔法に依存しない科学技術が高度に進化した結果、庶民にも豊かな富や文化が蓄積されるにいたり、貴族の地位は相対的に低下しつつある。台頭する庶民勢力に対抗するため、貴族は賤民を積極的に保護し自身の支持基盤とするようになった。

庶民
人口の85%を占める。主な特権は、税負担額に応じて職業を選択する自由が与えられていること。結果、富裕層と貧困層の格差が極限化された状態で階層的に固定化されている。富裕層は重い税負担からの開放を要求し、貧困層は社会保障制度の充実を要求。賤民身分の者が困窮した生活を送るのは、前世での大罪の報いであるという、因果応報説を信奉し、豊かな生活を営む貴族へのやり場のない妬みを賤民に押し付けるものが多い。

賤民
人口の10%を占める。主な特権は、人身売買をされない権利、物乞いをする権利、公共の場で商売をする権利。施しのほとんどは貴族からいただくので、貴族崇拝者が多い。また、貴族に直接雇用されるエリート賤民もいる。貴族にとって、このような賤民保護政策は慈善事業(=善行)であると同時に、台頭する庶民勢力の圧力から貴族を守るための盾としても機能する。庶民から有形無形の差別を受けることが多く、庶民を激しく憎んでいる。

宗教
旧教と新教からなる。両宗教とも善行を積むことで死後天国へ行けるとする考えは同じ。ただし、善行の規定に差異がある。

旧教は、神は全ての人間の運命を決定する絶対的な力があるとする。それゆえ、現在の社会制度は神の定めた制度として身分制社会を肯定することにつながる。その結果、各身分の者がそれぞれの身分に応じて与えられた役割をこなすことが神の意思をこの世で実現することになるという思想に発展し、これこそが最高の善行とされる。しかし、あまりにも神の絶対性を強調しすぎたため、人間サイドでどのような努力をしようがしまいが運命は同じだという自堕落な思想に後退。その結果、矛盾に満ちた社会の現状を無気力に受容する精神を育んでしまう。新教側は、このように自己改変を拒否し現状に甘んじる行為を悪行と規定し旧教側を攻撃。主な信者は貴族と賤民。

新教は、自力救済を主張する。正当な手段で得られた富の蓄積も善行の一種と規定。この規定を発展させ、倫理に著しく反しない限り、人間の欲望を積極的に肯定し、社会発展の原動力にすることを主張する。「運命は自分の力で切り開くもの」と教え、変革と努力の価値を強調。これは、運命を決定する権利を神から簒奪し、人間側に移すことと同義。また、欲望の肯定は身分不相応な生活スタイルを確立することになるので、旧教の価値観とは相容れない。旧教側は、自力救済を神の絶対性への挑戦と読み替え、また人間の欲望の肯定が人間中心主義に堕落し、神の権威を著しく毀損するとして、それぞれ悪行と規定、新教側を攻撃する。主な信者は庶民。

枢密学校
 皇帝権力を支える枢密院(皇帝直属の諮問機関)のメンバーを育成するための学校。
高度な教養に裏打ちされた高い専門性で皇帝に直接助言を行える人材の育成を目指す。学校入学資格は、もともと貴族だけに限定されていたが、優秀な人材の確保と台頭する庶民勢力を体制側に取り込むことを目的に庶民にも門戸が解放された。
 12歳以上の貴族・庶民に受験資格が与えられ、入試は一年に一回。一人六回まで受験機会が与えられる。入学に要する基準は非常に厳しく、教養だけではなく高い専門性も要求される。そのため、三郎四郎は当たり前で、中には六回全ての受験機会を使い切って合格を果たす者もいる。
 但し、貴族は魔法が使えるので専門性を試す試験は免除される。そのため、貴族の合格は庶民に比べて格段に容易となり、庶民系学生との軋轢が生じる一因となる。
 入学者は、入学及び研究に必要な費用が全て免除され、入学後の実績に基づいて月に一回ベーシックインカムが支給される。
 
枢密院
皇帝に助言を行い、法律と同じ効力を持つ詔勅を作成す機関。国会の議決によらず法律を成立させることができるので、絶対王政を直接支える機関といえる。

外交
庶民院議員を中心にした積極外交派と貴族院議員を中心にした消極外交派に分類される。

積極外交派(帝国主義政策)
積極外交派は、積極的な外征を主張し、外国貴族領の接収を通じて、食料供給地・原材料輸入地・統一市場の獲得を目論む。旧貴族領からもたらされる安価な穀物が帝国内の工場労働者の食糧事情を改善し、また大量の安価な原材料の獲得は大量の工業生産物の製造を可能にし、外征で獲得した統一市場で売却することで劇的な経済成長を実現した。

消極外交派
ミニマム政府として各地で自立していた貴族どうしの緩やかな連携で世界平和を維持しようとする考え。伝統的な外交戦略であったが、台頭した庶民勢力が積極外交を主張し、その実現が経済の反映につながり、国民の生活水準の向上に資することが実証されたので時代遅れになった。

皇帝家が積極外交を支持し、最大貴族の姫宮家が積極外交派に転向するに至り消極外交派は勢力を弱めつつある。

尚、積極外交派は千条大公国の征伐を主張する北伐派と由納公国の征伐を主張する南伐派に分類される。
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プロフィール

Catherinefx

Author:Catherinefx
ブラックあずにゃんさんのTwitterによる寄稿のライトノベルです。
絵:きゃさりん

とある乙女の裁量決済(ロスカット)
http://catherine2010.blog119.fc2.com/

もともとは上記ブログで紹介させていただいていたのですが、最新記事から降順では読みづらいため、こちらに読みやすくまとめてみました。

最新記事も上記ブログで読むことができます。

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